SNS、スポンサー、所属チーム。アマチュアとの違いとは。将来の夢の定番「プロスポーツ選手」について考える

皆さま、こんにちは。Benefit Times編集部です。

ここ10年程で一気にSNSが台頭して、情報の収集だけでなく、生活スタイルも大きく変化しましたね。ガラケーが懐かしい…

そんな現代社会ですが、同じくここ10年程で「プロスポーツ選手」にも変化が生まれてきています。具体的には、知名度アップにSNSの運用が欠かせなくなったり、人気インフルエンサーが有観客試合を開催したり…。海外のサッカークラブでは、人気ティックトッカーと契約を交わして、実際のリーグ戦に出場したケースもあるようです。

日本でもSNS上で人気のある選手と無い選手の間に差が生まれ始め、人気のある選手がスポンサーや案件を沢山獲得したり、自身のアパレルブランドを開設したりする事も多くなりましたね。

一方で、それらの収益で生計を立てられるようになったとしても、果たして「プロスポーツ選手」を名乗ることができるのか…。時々物議を醸している内容ですが、事実として、所属レベルを問わずに「プロスポーツ選手」を謳うことができる時代に入ったようです。

誤解を恐れずに言うと、私としては「プロスポーツ選手」は、どの時代も「スポーツが上手い選手」であってほしいなと。小さい頃に私たちが夢見たのは「スポーツが上手い選手」であって、お洒落な選手や面白い選手ではないと思うで…。スタイルに優劣は無いですが「プロの世界」は、高いレベルで競い合う場所であり続けて欲しいですね。

そういった意味では、例え競技一本で生計を立てられず、別の仕事と競技を並行していたとしても、競技に打ち込む姿によっては、十分に「プロスポーツ選手」と呼べるのかなと。そんな事を考える今日この頃です。

ここまで読んで下さった(ありがとうございます!)方々は、すでに「スポーツ」や「プロ」への興味・関心が高いかと思うので、過去に徳島ヴォルティスでもプレーした井筒 陸也さんの『敗北のスポーツ学』をご紹介します。

話すと長くなるので目次だけ紹介しますが、プロに憧れた過去やスポーツに打ち込んだ経験がある方には、必ず刺さる内容です!

第1章 Jリーガーのセカンドキャリアは不幸か?
第2章 夢/やりたいことがないとダメか?
第3章 利他的なスポーツはあり得るか?
第4章 クソ人間でも上手ければ許されるか?
第5章 グレートなチームは存在するのか?
第6章 スポーツに価値はあるか?
「敗北のスポーツ学 セカンドキャリアに苦悩するアスリートの構造的問題と解決策」より

そんなこんなで、幼い頃に夢見た「プロスポーツ選手」が、これからも「プロスポーツ選手」であり続けて欲しいなと思います。

それでは、良い一日を!

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